| 新井美香 |
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「成田空港を飛び3時間後、今渡しは香港空港で乗り換えの為、8時間もの間、不安な時を過ごしています。」これが、私の日記帳一行目の文章だった。初めての一人だけのトランジット、不安もあったけど飛行機の中で仲良くなった中国人の女性に教えてもらい、何となくクリア。私にとって今回のニュージーランドは2度目。前回は1か月間のホームステイプログラムでした。帰国するときは今度来る時は長期滞在と心に決めていた。
入国ゲートを通ると優しい笑顔でリックオークランドスタッフの、のり子さんが迎えてくれた。ホームステイ先までの道中、のり子さんとの会話で私の抱えていた不安が一気になくなり、ホストファミリーと会った時もリラックス楽しい会話がはずみました。オークランドランゲージセンターの入学日。学校へ着くと、いろいろな国の人達でごったがえしていた。スイス、ロシア、ニューカレドニア、タヒチ、タイ、中国、韓国そして日本人とさまざま。
その時はどこの国の人か分からなかったけど、その後友達になり、いろんな国生徒が集まっている事を改めて知った。毎日のレッスンは先生によってかなり変わるが、それぞれ楽しかった。2か月後ツアーガイドの仕事を紹介して頂き、卒業するやいなやすぐに働く事になった。今迄、旅行業界にいたわけでもない私には毎日が勉強で、最初は身体がきつかった。仕事を始めて3か月が過ぎたころから私生活と仕事を上手にこなせる様になり、私の生活も生き生きとしたものになってきた。
フラットメイトにも恵まれ、ニュージーランド人の女性と一軒家をシェアしていた。もちろん食事は別。時には彼女にマフィンの作り方を教えてもらったり、2人でテレビを見ながらコーヒーを飲んだりと、彼女との生活は思いで深いものになった。休日があまりりない仕事だったので、ニュージーランドを旅したのは北島だけ。ニュージーランド人の友達と車にテント、寝袋、食料をつんで、毎日場所をかえ、キャンプをした。
友達のおかげで日本人観光客では味わえないアウトドアライフを満喫した。友人達の多くは、大変日本に興味をもっており、時には質問攻撃を受けて困ってしまったこともありました。改めて私たち日本人は日本の事を知らな過ぎる実感して、逆に日本のことがもっと知りたいと本気で思いました。ニュージーランド人の中でたった一人の日本人だった私もいつしか「私は外国人」という意識も無くなっていた。帰国日前日、一人でオークランドの街を歩いてみた。
私を自立に導いてくれたこの街を忘れない様に心に焼き付け、そしてまたいつしかここに戻ることを願わずにはいられなかった。私のニュージーランドでの1年間は本当に多くの人達、年齢、国籍を問わない、いろんなタイプの人達との出会い、そして、日本にいては決して味わえないすばらしい体験をした。 |
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